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こんにちは、そらいろ代表の坂本龍生(さか兄)(@ryusho_sakamoto)です!
僕は時間にルーズなんです。
そのくせに、遅刻に対してはストレスを感じるタイプなんです。
遅刻中のハラハラはどうしてもイヤです。
遅刻してもヘラヘラしてる人を見習うべきなんですかね…
著者情報
1992年10月生まれの31歳。奈良県在住。
(これまで)
小中学時代にいじめられ、
高校時代に武道を始めるが体を負傷、
自分の体や家族のために栄養士に。
就職すると、パワハラで退職、
起業すると、体故障、金銭トラブル、一家離散、最終的には精神障害に。
(これから)
「健康的な毎日から夢が生まれる」を信念に、現代人の健康を支えることをミッションとする
(現在)
自身の経験を活かして、身体と心の健康を発信中!
相談の予約は、LINEにて
【資格・認定】
・僧侶
・栄養士
・ファスティングマイスター
・農家(奈良県認定)
・野菜ソムリエ
・心理カウンセラー
・ブロガー
『あなたの人生を一撃で改革する』 をテーマにして、 健康、生活、食、心理、人間関係のテクニックを、 実践的ステップやワーク方式で発信しています。
(Why)知らず知らずのうちに、肥満リスクにされされている
▶精神状態によって、肥満リスクを58%も上げるという事実
うつ病は肥満になるリスクが58%も増加するし、
大規模な研究でもうつ病の人は5年間で
内臓脂肪が増加したこともわかっています。
(ライデン大学医療センターの研究、VU 大学医療センターの研究)。
ついでに、メタボになりやすくなること
もわかってます(ヘルシンキ大学の研究)。
つまり、精神状態はもろ肥満に関係します。
さらに、これは、毎日のストレスが、
体になにかしら影響を与えてるってことですよね。
じゃあ、どんなストレスが、
うつ病になりやすいの?
というのを調べてみました。
▶うつになるかどうかは仕事の満足度が関係している
富山大学の研究
- 方法:2088人のデータを使って、抑うつ症状と回復それぞれと、仕事の関連性を調べた
- 結果1:1年後の抑うつ症状発生においては「仕事不満足」「未婚」「短時間睡眠(6時間未満)」が原因として影響していた。
- 結果2:1年後の抑うつからの回復には「仕事の裁量度」「仕事の要求度」という職場ストレス要因が強く影響したほか、「慢性疾患」があることも関連していた。
- 結果3:抑うつ発症には「仕事満足」が、抑うつ回復には「職務ストレス」が大きく影響していることが明らかになった。
つまり、
仕事の満足度がメンタルにダメージを与え、
仕事のやりがいや重すぎる責任が
メンタル回復を邪魔していたんですね。
そもそも、毎日ストレスにされされている人
なんているの?という調査を調べてみると・・・
▶70%の人が仕事に強いストレスを感じている
2017年に全国の20代の男女300人の「仕事のストレス」に関する調査があります。
70%の人が仕事にストレスを感じている
- 強く感じている(男性で約23%、女性で約38%)
- 感じている(男性で約45%、女性で約42%)
- ほぼ感じていない(男性で約24%、女性で約17%)
- まったく感じていない(男性で約9%、女性で約5%)
ストレスを強く感じているという項目では、
女性が男性のほぼ2倍ということでした。
30%の人が毎日、35%の人が週に2~3回もストレスを感じている
- 週に1回(男性で約12%、女性で約9%)
- 週に2~3回(男性で約32%、女性で約31%)
- 週に4~5回(男性で約21%、女性で約22%)
- ほぼ毎日(男性で約31%、女性で約33%)
ほぼ毎日というと、休日も含め、
仕事のストレス下にさらされているので、
とてもツライですよね。
以上のことから、肥満リスクは、
毎日の仕事などから直結していることがわかります。
(How)ストレスは脂肪燃焼の邪魔をするという事実
アメリカ・オハイオ州立大学の研究
概要
- 方法:健康な人のストレスレベルを測った後、高脂質な食べものを食べてもらった
- 結果:ストレスレベルが大きい人ほど、体脂肪が燃えにくく、太りやすかった
- 結果2:ストレスによって1日104kcalほど基礎代謝が落ちる(1ヶ月で416g、1年で5kgも体脂肪が増える)
研究は、ストレスによって起きる
基礎代謝の低下による体重増加だけであり、
ストレス食いによるカロリー増加の懸念も加えて、
太りやすくなることがわかりますね。
食べ過ぎや間食とかしてなくても、
ストレスにさらされているだけで、
脂肪燃焼が邪魔される、
つまり身体活動そのものが、
デブに向かっていくわけです。
もちろん、これに加えて、
食べ過ぎなどをすると、
一気に太っちゃいますよね。
なら、(富山大学の研究内容のとおり)
仕事にやりがいを作れば「仕事の満足度」も、
「ストレス回復」もできるということじゃないでしょうか。
仕事にやりがいを作ることは、
意外にも簡単です。
(What)仕事にやりがいを作れば、人生はうまくいく
生産性に関する世界でもっとも影響力を持つ
思想家の1人といわれる経営コンサルタントの
デビッド・アレン氏の
『ストレスフリーの仕事術―
仕事と人生をコントロールする52の法則』
の本の知識が役に立ちます。
▶デビッド・アレン David Allen
デビッド・アレン社の社長。経営コンサルタント、エグゼクティヴ・コーチ、教育者として20年以上のキャリアを持つ。生産性に関する、世界でもっとも影響力を持つ思想家の1人と言われており、メルク製薬、フォード財団、世界銀行、ニューヨーク・ライフなどの会社において基調講演や進行係も務めた。彼の仕事は『フォーチュン』誌、『ファースト・カンパニー』誌、『ウォールストリートジャーナル』誌、『ロサンゼルス・タイムズ』紙などの多くの刊行物で特集されてきた。彼の発行するニュースレター、『生産性の原理』には、3万人以上の読者がいる。カリフォルニア州オーハイ在住。
▶仕事でストレスがたまる原因
- 一度にたくさんおことをごちゃまぜにして、いっぺんにやろうとする
- 何でも頭の中に入れておこうとする
- 何をする必要があるかを決めない
- やるべきことのリスト管理をしていない
- やるべきことを機能別に分けて管理していない
- 自分がやると決めたことを書き出さない/管理してない
- 自分がやったことを、見直したりしない
デビッド氏は、上記のような仕事ぶりでは、
いつも落ち着かなく、
エネルギーを無駄遣いしてしまい、
疲れ果ててしまうといいます。
▶ストレスから解放されたいなら、書き出せばいい(GTD)
簡単にいえば、
いつまでも頭の中に入れておくのではなく、
書き出せばいいんです。
この方法をGTD(Getting Things Done)といい、
デビッド・アレン氏の違う本の
『仕事を成し遂げる技術 ―
ストレスなく生産性を発揮する方法』
の中で提唱した
タスク管理の仕組みでもあります。
GTDのメリット
- 思考がクリアになり集中力が高まる
- タスク管理のストレスから解放される
- 行動力の向上
- 生活する上で必要なタスクを一元管理できる
小さな達成が、自信がつくことが科学的に分かっている
小さな達成感であれ、
人は自信を感じることができます。
ハーバード大学の
テレサ・アマビール博士の
『マネジャーの最も大切な仕事――
95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力』
という本でも、小さな進捗(達成)は、
一日の満足度、生産性や創造性を
決めていることがわかっています。
GTDの基本的な5つのステップ
- 把握する(すべてのタスクを書き出す)
- 見極める(ゴール、必要性、具体的な行動などを考え、いつするかの緊急性を見極めます)
- 整理する(カテゴリー、行動レベルまで落とし込む、優先順位などに整理する)
- 更新する(1~3を常に新しい状態にしておく)
- 選択・実行する(自分の状況に合わせて、フレキシブルに選択・実行します)
GTDを実践するためのコツ
デビッド氏は、
以下のコツを取り入れると、
GTDをより効率的に行えるといいます。
- 把握と処理は明確に分ける
- 集中力が切れた時は休憩を取る
- タスクをいつでも追加できる仕組みを取り入れる
- 更新は定期的に行う
▶GTDをより詳しく実行したいなら
という本もオススメです。
本日のオススメ
健康になるなら、野菜は必須
健康の代表例といえば「野菜を食べる」ですよね。
けれど「野菜は1日800gくらい食べるべき」
という情報を知っている人は意外と少ない気がします。
メンタルケアや肥満リスクを高めるなどは、
結局は自分が行動するかどうかみたいですね。
でも、それを決めるのは、もちろんあなたの自由です。
参考文献
九条圭(著)明日からときめくダイエット心理学
Kiecol-Glaser, J. K., Habash, D. L., Fagundes, C. P., Andridge, R., Peng, J., Malarkey, W. B.. & Belury, M. A. (2015). Daily stressors, past depression, and metabolic responses to high-fat meals: a novel path to obesity. Biological psychiatry, 77(7), 653-660.
Floriana S Luppino , et al (2010)Overweight, obesity, and depression: a systematic review and meta-analysis of longitudinal studies
Nicole Vogelzangs, et al(2008)Depressive symptoms and change in abdominal obesity in older persons
Katri Räikkönen, et al(2007)Depressive symptoms and stressful life events predict metabolic syndrome among middle-aged women: a comparison of World Health Organization, Adult Treatment Panel III, and International Diabetes Foundation definitions
Takashi Tatsuse, et al(2019)The contributions Made by job satisfaction and psychosocial stress to the development and persistence of depressive symptoms: A 1-year prospective study
デビッド・アレン(2006)ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則
70%が日々の仕事でストレスを感じている! 20代の「仕事とストレス」大調査 – まいにちdoda