こんにちは、そらいろ代表の坂本龍生(さか兄)(@ryusho_sakamoto)です!
人間関係がこじれて、シンドい時は、メンタリストDaiGoさんの「超報復力(2021)」が、オススメです。
僕が実際に役に立った知識をピックアップしてみました。
ステップ1:自分らしさを取り戻す
窮地こそ、成長のスタートライン
逃げ出したい力を使う
窮地や挫折、失敗というのは、人生で突然とやってきます。
そこから逃れたい、逃げ出したいと思うでしょう。
その力は偉大です。
実際、僕もうつと診断されていたのに、部屋に閉じこもらず、活動的でした。
その力を上手に使えば、今後の人生で大きな成長ができます。
リセットされた環境を使う
窮地や挫折、失敗するということは、なにかがなくなる、リセットされた状態です。
それは、健康やお金や仕事、人間関係など、0の状態になったのではありませんか?
ゲームなら、リセットされた状態ということです。
新しく挑戦することと、リセットして挑戦することはまるで違います。
さらに、失うものが少ないというのはとても強いです。
人生を上手にリセットできれば、窮地にも意味があるのではないでしょうか。
人間関係からは逃げられない
ハーバード大学の研究で、人生の良し悪しを左右させるのは、「人間関係」が大切ということがわかってます。
さらにそれは、数ではないということがわかっています。
逆に言えば、人間関係さえ上手にできたら、人生は良くなります。
自分自身をリセットする3つの方法
先述した通り、環境はリセットされます。
なのに、自分自身がいつまでもくよくよしていると、リセットされた環境どころか、窮地から上手に逃げ切れることさえもできなくなります。
強すぎるストレスは、IQや能力を下げてしまうことがわかっています。
そのため、まずは、自分自身をリセットしましょう。その方法が3つあります。
リセット①エクスプレッシブ・ライティング(筆記開示)
1980年代から、使われ始めた心理療法です。
数百の実証研究があり、不安、うつ状態の改善に効果があります。
やり方は、8分間、思っていることを手を止めずひたすら書き続けるだけです。
コツは、なるべく具体的に細かく書くことです。
1997年の研究では、数週間から数ヶ月で効果が出始めることがわかっています。
また、2009年の研究では、幸福感や認知機能が高まったという、嬉しいおまけ作用があることもわかっています。
リセット②自分は成長して変わるんだ!と考える(成長マインドセット)
人には、努力しても自分は変わらないという「固定マインドセット」と「成長マインドセット」というのがあります。
成長マインドセットについて知っているだけでも、ストレスや不安を感じづらく、病気になりづらかったということが実証されています。
リセット③筋トレ
挫折した後の筋トレには、とても多くのメリットがあります。
1つ目は、トレーニング(運動)自体が、脳に良い作用をし、自分ならできるという「自己効力感」が育つことです。
2つ目は、筋トレで、だんだんとトレーニングがレベルアップすることで、「自己効力感」が育つことです。
3つ目は、筋トレで、身体がかっこよくなり、それだけで自信が生まれることです。
4つ目は、自分の身体に満足している(自信がある)人ほど、他人の目が気にならなくなるということです。
嫌われても仕方がない
ドイツで行われた研究で、好きな人に対して好きな理由はほとんど同じだが、嫌いな人に対して嫌いな理由はそれぞれ別だったことがわかりました。
つまり、嫌われないようにしても、四方八方から嫌いな理由を突きつけられてしまうのです。
これでは、嫌われても仕方ありませんよね。
さらに、心理学者のアドラーも、他人は変えることができることができないなら、いっそ嫌われても生きる勇気を持とうと言っています。
ステップ2:人間関係を正す
ながらスマホで、絡まれにくくする
話をしている最中に、スマホを触られて話しづらい経験をしたことはありませんか?
そのことを「ファビング」といいます。
つまり、その逆をすれば、絡まれにくくなるということです。
ファビングが効果があるのは、イギリスのケント大学の研究でわかっています。
ファビングは、「孤独感」を利用します。
孤独感は、とても恐ろしいものです。孤独な人が、いい人間関係を手に入るだけで、15年も寿命が伸びるという研究結果があります。
ムカついたら、未来を考える
人付き合いをしていると、誰にだってムカつくことがありますよね。
ムカつくと短絡的な行動に出てしまい、後で不利になるようなことになりかねません。
そんな時に、怒りを鎮める方法が、未来を考えることです。
カナダのウォータール大学の研究で、パートナーとのケンカを早く抑える方法について調べました。
「1年後に、どんな気分になっているか?」を考えると、ムカつく気持ちをを抑えられたそうです。
悪者の仲間に仕立てる
嫌いな人を論破したい、ギャフンと言わせたいことありませんか。
一時しのぎでも、相手を抑制する、自分を守るためには、大切です。
経済学者マドセン・ピリーさんと社会心理学者ボー・ベネットさんの議論に勝つためのテクニックです。
そのテクニックとは、「共通点を意図的に乱用する」です。
共通点を入れるだけで、YESと言わせたり、説得させる力は、2倍にもなるといいます。
名前、出身地、誕生日、星座、血液型、好きな趣味やスポーツ、などなど、なにか一つ共通点を見つけます。
これを、ネガティブな人物や物と結びつけます。例えば、ヒトラーなど。
謝罪はほとんど意味がない
2016年にアメリカのオハイオ州立大学の研究で、どのような行動が許してもらいやすいか調べました。
- 自分の責任を認める
- 問題の解決策を提示する
- 後悔を表明する
- 何が悪かったか(原因)を説明する
- もう二度としないと謝る
- ひたすら許しを求める
結果は、1番が「①自分の責任を認める」、その次は「②問題の解決策を提示する」でした。
その逆で、最悪が「⑥ひたすら許しを求める」でした。
つまり、「自分の責任を認め、問題の解決策を提示する」が最強なことがわかりました。
他人のために謝らない
ですが、「嫌われても仕方ない」項目で言った通り、他人の目を意識しても意味がありません。
あくまでも、自責の念を拭ったり、ストレスを抱え込まないことを最優先にしたほうがいいでしょう。
空気を読まない(読み捨てる)
社会がグローバルになり、これからはいかに合理的で、冷静に判断できるかが大切です。
それには、サイコパス性が役に立ちます。
サイコパス性とは危険なものではなく、いわば空気を読まない(読み捨てる)力です。
人を変えることを諦める
アメリカのイリノイ大学の、6848人分のデータを調べた信頼性の高い研究で「他人の間違った思い込みを完全に修正することは、ほぼ不可能だった」と結論付けています。
ステップ3:自分が優位に立つ
人を下に見る
驚異に感じない人からは、ストレスなどの影響は少ないです。
相手から脅威を感じず、下な存在だとわかったら、子どもをあやす感覚で接することができるようになり、心に余裕が生まれます。
なので、人を下に見るためのポイントをお伝えします。
- 声が大きい
- 責任逃れで、一般論をよく語る
- 許すことができない
好奇心を活用する
ハーバード・ビジネス・スクールの研究で、好奇心によっていろんな能力が得られることがわかりました。
①判断ミスが減る
好奇心が高まっているときは、思い込みの影響を受けづらく、物事をいろんな角度から見れます。
人間関係やコミュニケーションでも、毎回違う目線で、判断できるということです。
②新しい解決策を見つけられる
好奇心が高まっていると、トラブルに対して前向きに向き合うことができ、トラブル解決がしやすくなります。
③人の考えが理解できる
好奇心を持っている人のほうが、他人の立場で物事を推定しやすくなります。
相手の心理状態がわかるというということは、とても優位です。
④手に入れる情報が多くなる
同研究で、好奇心を鍛えられた人は、情報共有量が多かったことがわかりました。
情報が多いということは、物事を優位に進められるだけでなく、パフォーマンスも上がることに繋がります。
ただのテキストメッセージでも、好奇心を高めることがわかっています。
棘のある言葉は、自分の武器にする
ハーバード大学の研究で、嫌味や皮肉を使って会話したグループは、(使わなかったグループの)2倍以上のアイデアが思いついたそうです。
さらに、嫌味を言われた側の方が、(言った側より)アイデアの思いつきが高いこともわかりました。
棘のある言葉も、自分のものにできるということです。
無能な人からは期待されない方が良い
ペンシルベニア大学の研究で、期待する人とモチベーションについてわかったことがあります。
①有能な人には、期待されるとモチベーションが上がる。
②無能な人には、期待されないとモチベーションが上がる。
演じるなら、心から
愛想笑いとか、よくしていませんか?
表情だけ変えて演じると、自律神経が常に気を張っている状態になり、メンタルが弱っていきます。
どうせなら、心から変えて、笑顔を見せるだけで、ポジティブになり、仕事のパフォーマンスも上がると、アリゾナ大学の研究でわかっています。
親切は無視された方がいい
イギリスのサセックス大学の研究で、「見返りを求める親切」と「見返りを求めない親切」を比べました。
「見返りを求めない親切」は、幸福感を高め、脳の活性化につながることがわかりました。
結果的に見返りが返ってきたかどうかではなく、その時にどう思っていたかが大切だそうです。
つまり、親切にして、無視されたとしても、自分にはすでにメリットがあるのです。
思い込みを正す
人生が変わらないのは、思い込みのせいかも知れません。
私たちは、生きているだけで、勝手に思い込みをするような脳になっています。
それは、脳はできるだけ省エネルギーで動こうとするため、難しいことを回避しようとします。それが思い込みを生みます。
思い込み①手軽な情報に頼って、調べるべきことを省いていないか
→つまり、大切な決断は、自分の手でしっかりと調べるべきです。
思い込み②自分が慣れ親しんだものや、いままでと同じような結論になるものに対しては、それが悲劇になっても、なぜかそちらに進んでいないか
→つまり、住まい、服装、食べものなどに新しいものにチャレンジしようということです。特に、人付き合いを変えると、効果的です。
思い込み③夢を実現したら素晴らしい毎日が待っていると期待しすぎてないか
→大きな夢を見るばかりでなく、自分自身の変化や、日常の努力を続けることです。
死ぬ気になる生きる気持ちが湧いてくる
イギリスのケント大学の研究で、1週間、自分がどうやって死ぬかを書くだけで、やる気と自信と人間関係が良好になることがわかりました。
死について考えることで、今自分が生きていること対するありがたみが増えるという心理です。
最高の人間関係をつくるコツ
カンザス大学の研究で、人付き合いの大切なコツがわかりました。
最高の仲間をつくるコツ
人間関係は、主に2つといいます。
「自分から積極的に仲良くなったもの」か「閉鎖された空間や環境で仲良くなったもの」かです。
人生にとって大きな価値になる人間関係のつくり方は、「自分から積極的に仲良くなったもの」といいます。
仲良くなるコツ
同大学の研究で、仲良くなる方法を調べたら、「一緒にいる時間」が重要なことがわかりました。
そしてどれだけの時間で、どれほど仲良くなるかもわかっています。
- 50時間~:カジュアルフレンドといえる関係
- 90時間~:友だちといえる関係
- 200時間~:親友といえる関係
まとめ:「無駄なあがき」は科学的に存在しない
イギリスのイースト・ロンドン大学のへフェロン教授いわく、トラウマになるような経験をした人(PTSD)が、それを乗り越えた先に大きな成長をするというPTSGがあるそうです。
つまり、挫折後のもがき、あがきは、科学的に人を成長させることがわかっているんです。
「無駄なあがき」なんて、全くの間違いです。
だから、今だから目に入る単語・文章こそ、これからの成長につながるキーワードになるかもしれません。
ちなみに、上記のPTSGが、僕にとってのキーワードでした。
あなたも、絶対、大丈夫です。