こんな人に読んでほしい
◎後悔をよくしてしまう人
◎欲求から逃れたい人
◎自分らしさをつかみたい人
求める心(タンパー)を友とする者は、
次から次へと求め続けて、繰り返しの輪廻を超えることができない。
―2つの真理について スッタニパータ
心は何かを求めた時点で、今の状態が物足りなくなります。
「求める」とは、現実は変わらずに、心が暴走している状態に他ならないということです。
ショッピングという修行
俗世で生きている以上、買い物をしないのはありえませんよね。
食べ物、服、家、仕事道具、趣味のグッズ、リラックスアイテムなどなど。
求めているのは自分です。
しかし、それは何の「欲求」なのかをよく考えさせられます。
そうすることで、欲を操り、正しいベクトルで行動できるようになるからです。
しかし、これが難しい笑
例えば、食べ物であっても、体のエネルギーとして欲している場合もあれば、
ストレス発散(思考から意欲への変換)の場合もあります。
買うものは同じでも、買う原因(欲求)はまったく違うのです。
欲求の正体を見つめよ
欲求を知ることで、正しい行動ができます。
肉体がある以上、欲求はあって当然です。それを責めても意味はありません。
しかし、欲求があることと、欲求のままに行動することとは、まったく違います。
ただただ、欲求という塊に突き動かされていると考えず、
欲した瞬間に
「何という欲求が、私を突き動かそうとしているのだ?」
と考えることから始めましょう。