こんな人に読んでほしい
◎悩みが多い人
◎毎日楽しくない人
◎人生を変えたい人
怒りを向けず、他の命を苦しめないように、心をつつしむことは楽しい。
貪欲から自由になり、欲望から離れたところに、心を置くことは楽しい。
自分が、という意識を捨てて、自由であることは、最高の快である。
―ブッダの目覚めの言葉 マハーヴァッガ
よく煩悩と言いますが、
煩悩はどこから来るのでしょうか。
それは、「自分」からです。
だからこそら「自分を無くす」ことが大切なのです。
「自分をなくすって、「死ね」ってこと?!」
と感じたことでしょう。
しかし、脳科学的にいうなら、「自分」というのは、自己利益が目的である「マルチツール」のようなものとされています。
つまり、肉体イコール精神イコール自分、ではないのです。
例えば、記憶喪失になったとしても、認知症になったとしても、自分を失ったことを理由として、当の本人は傷ついたり病んだりはしないです。
苦しみがあるならば、1度「自分が」という言葉を捨ててみると、自由がそこにあることに気づくはずです。
ファッションでケンカした話
私は、プライベートでのファッションはどうでもよいですが、
仕事でのファッションにはとてもこだわりがあります。
色合いや大きさ、それが人に与える心理的な部分に気をつけています。
そこのことで、嫁と口論になってしまった事があります。
しかし、彼女なりに考えて、気遣って言ってくれた言葉に、私は「自分」を押し付けてしまいました。
この自分自分が、私のためにならないことを知ってはいるのに、
いざ、日常に落とし込むと、なかなか行動にできないことを痛感いたします。
本当の目的を忘れない
私が生きているのは、「家族と楽しくいるため」です。
先程の口論話は、そのことをまったく忘れての行為です。
地球からすると、
人の一生はほんの少し、愛する人と一緒にいる期間はもうあとちょっと。
「人生の目的というとこらから、全ての行動は始まっている」
この事を忘れて、どう生きようか。
まさに、最初で最後の「自分(煩悩)」です。